ヒト腸管へ生きて到達し、プロバイオティックな効果を与える。古来より世界各地で乳製品に利用されてきた長い食経験がある。
CK60株は、生きて腸内に到達し、乳酸を活発に生成して、有害菌の増殖を抑制することにより腸内環境を改善する。また、生成した乳酸が腸壁を刺激してぜん動運動を促進し、排便回数が増加して便通の改善がもたらされると考えられる。
便秘傾向を有する健常人に、CK60とCK92入り乳酸菌飲料を摂取させたところ、100mlでは効果がなかったが、300mlでは平均排便回数が増加した。
CK60とCK92入り乳酸菌飲料を、健常な幼児に1日あたり100mlを2週間摂取させた。摂取1週間目の糞便内菌叢において、摂取前に対してビフィズス菌の占有率は増加し、悪玉菌のクロストリジウムは減少した。