CM4

血圧を下げる

CM4株は、血圧調節作用のあるラクトトリペプチド(LTP)を生成する能力の高い乳酸菌です。

LTPとは、「Lact(乳から生まれた)Tri(3つの)Peptide(アミノ酸が結合したもの)」という意味で、乳から生まれる天然成分です。

CM4に多く含まれるLTPは、血管の細胞に付着し、血管を収縮させることによって、血圧を上げるACE(アンジオテンシン交換酵素)の機能を低下させる働きを持っています。そのため、血圧を下げる効果が期待できます。

臨床試験では、CM4を含む乳酸菌飲料を毎日飲むと、2カ月後には収縮期血圧(最高血圧)で平均14mg、拡張期血圧(最低血圧)で平均7mg下がることが確認されています。

他にも、血管内皮機能の改善や、血管年齢の若返りなどにも効果があることが分かっており、血管機能を高める作用が期待されている乳酸菌です。

動脈硬化予防に効果的

動脈硬化症のモデルマウスにCM4株の発酵乳を与えたところ、悪化が抑えられたという報告も出ています。

同様の試験をほかの乳酸菌株でもおこなって比較してみたところ、CM4株の発酵乳がもっともよい結果を出しました。このことにより、CM4は動脈硬化症の予防に高い効果があると考えられます。