GCL1001株は、生きたまま腸に届く乳酸菌です。GCL1001株を摂取することで、善玉菌の占有率が増え、クロストリディウム・バーフリンゲンスなどの悪玉菌が減少することが分かっています。
被験者の糞便内細菌叢を調べたところ、善玉菌のビフィズス菌が増加しており、糞便中の占有率をアップさせていました。
一方で悪玉菌が減少するため、整腸作用や便性状の改善が見られると考えることができます。
GCL1001株を使った発酵乳を、健康な成人に毎日84g摂取してもらい、排便回数や、便の量、形状を測定する試験をおこないました。
すると、摂取する前と比べて、ほとんどの人の便の色が、便の理想的な色である黄金色に近づいたという結果が出ました。
また、臭いも摂取前と比較して弱くなり、形状においても適正の状態になったことが認められました。
GCL1001発酵乳を摂取したあとは、「いい便」が出ているということができますが、摂取をやめた後は、徐々に摂取前の状態に近づくというデータも出ているため、毎日続けて摂取することが重要だということが実験からも判明しました。